
Macquarie Group Limited
ASX:MQG ISIN:AU000000MQG1
ニュース
General Motors の倒産の可能性や、石油価格が1バレル25米ドルとなることでエネルギー株が打撃を受けるという Merrill Lynch の予測に対する懸念から、米国株式はここ3日間で初めて下落した。
経済に対する懸念のなか、コンピュータ製造業Hewlett-Packardからの珍しく明るい結果を受けて、米国の株式は取引後半において急上昇した。
週末のG20経済サミットが投資家の恐怖心を和らげることができず、国際不況の懸念が高まり、米国の株式市場は暴落、ダウは231.06ポイント下落した。日本が不況を避けられないというニュースに市場が反応したため取引は緊張状態が続き、米国経済が同じ道を進んでいく可能性が高いという見方が強まっている。
国際市場が深刻な世界不況に対する恐れのため下降し、昨夜の米国株式は4.85%下落し2日連続で値を下げた。昨日のイギリスにおける1.50%の金利引き下げも、市場を驚かせた。エコノミストやアナリストたちはこの大幅な引下げの必要性に疑問を呈し、経済が今後のさらなる危機に向けて深刻なリスクの中にいるものと考えている。アジアの主要指数も6.5%超下落し、米国での大統領選前に記録した回復分が消し去られた。
米国の政治家たちは、苦境に立つ金融システムを復活させるための7,000億米ドルでの救済策の原則に合意した。米国議会の上院・下院において、この計画に対する決議が数日中に行われると見られている。ウォール街とヨーロッパ市場はこのニュースに対し前向きな反応を示し、主要指数において約2%の上昇を記録した。
昨日のオーストラリア株式市場は、米国政府が先週末7,000億米ドル(8,400億豪ドル)でのウォール街救済策を発表し、また国内での空売り禁止がなされたことを受けて、4%超上昇した。空売りのターゲット Macquarie Group (ASX:MQG) と Babcock and Brown (ASX:BNB) は、市場参加者が売り持ちの売却を模索し株を買い占めたため、力強く反発した。
本日、Westpac-Melbourne Instituteによる州別消費者心理調査が発表される。シドニーにおいて、Wayne Swan財務大臣がAustralian Industry Group (AiGroup) の昼食会にて挨拶を行う。
237,079 会社概要の閲覧回数
- 日本語ページ閲覧回数: (過去7日間: 69) (過去30日間: 342) (発行以降: 31638)